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HENNA ヘナ

ヘナの特徴
ヘナは、インドを中心にパキスタン、イラン等の西南アジアから北アフリカにかけて広く自生している低木です。日本語では「指甲花」と呼ばれています。 ヒンディー語では「メヘンディ」サンスクリット語では「ランガ二」「ラクタガルバ」などと呼ばれています。 葉を乾燥させ粉末にしたものが染料として使われています。
インドのラジャスタン州のヘナが最も品質が良いとされ、なかでも11月前後に採取されたものは世界一と言われています。ラジャスタン地方は、砂漠地帯に属し日中は50℃くらいまで上がり、夜は10℃と寒暖差の激しい地域です。 この寒暖差こそ、良質なヘナの育つ環境と言われています。また、雨水のみで育てられ、化学肥料を使わないアルカリ性の高い土地に最高のヘナが育ちます。
ヘナのトリートメント効果
ヘナの葉には収れん作用があります。収れん作用とは、たんぱく質を変性させることにより、組織や血管をひきしめる作用です。ヘナを繰り返し行うことで、髪の毛のキューティクルの主な成分であるケラチンというたんぱく質を変性させ、髪の毛にハリ、コシ、ツヤが出ます。 また、メラノサイトを保護するので、白髪予防にもなります。髪の表皮をコーティングするので、紫外線から受けるダメージを減らします。頭皮の脂の分泌量を調整するので毛穴から出てくる老廃物を落としやすくします。頭皮をきれいに保つので、匂い、抜け毛、フケ防止にもなります。
なぜ髪の毛がオレンジ色に?
ヘナに含まれているローソニア・アルバという色素がたんぱく質と反応するとオレンジ色に変わります。
ヘナで染めると、髪の表皮をヘナがコーティングするので白髪部分や髪の地の色によってオレンジ色に染まります。黒髪は黒にオレンジの色みが重なるため、光に透かしてみるとオレンジ色が少し見えますが、屋内で見るとほとんどわかりません。髪が細い方、色素の薄い髪質の方は色味が出やすいです。
ムクティのヘナ
ムクティのヘナはインドのラジャスタン州の自然栽培で育てられたものだけを使っています。その年の品質の高いヘナをアーユルヴェーダドクターが見極め、製品化しています。日本の風土、現代社会の生活習慣に合わせ、天然成分のみを使用したこだわりのヘナです。

メヘンディアート
インドで約3000年前から伝承され続けている文化の一つで、ヘナの持つ染色する力を使って天然のヘナをペースト状にし、肌にデザインするインスタントタトゥーです。ヘナタトゥー、ヘナアートとも呼ばれています。オレンジ色から茶色に染まり、10日から14日色持ちし、自然に消えていきます。世界各地でも伝わるメヘンディアートですが、共通しているのは、メヘンディには邪悪なものから身を守る力や幸運を呼ぶ力があると言われていることです。インドでは結婚式には花嫁がメヘンディアートをすることは欠かせません。
