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アーユルヴェーダ家庭療法

アーユルヴェーダは、人の一生を広範囲に扱っている、生きていくための知恵と言われています。人々の健康を守り、病気を予防し、美しく年を重ねていくための知識体系です。アーユルヴェーダを身近に捉え、日々の生活に役立てる知恵をご提供できたら幸いです。※アーユルヴェーダについてはこちらをご覧ください。
アーユルヴェーダ家庭療法アドバイザー
アーユルヴェーダから見たセルフケアをアドバイスできる方々が全国にいらっしゃいます。専門的知識があり、ムクティが自信を持ってご紹介いたします。下記のショップ、サロンにお問い合わせください。
<宮城県仙台市>
<新潟県新潟市>
<神奈川県横浜市>
カーサ ソラマメ
<山梨県甲府市>
エルボリステリア 電話:09041225807
<静岡県静岡市・東京都>
<静岡県焼津市>
<静岡県榛原郡吉田町>
<大阪府東大阪市>
ディナチャルヤー
アーユルヴェーダでは、生涯を健康に過ごすためには、日々の生活が大切だとされています。理想的な1日の過ごし方を「ディナチャルヤー」と言います。個々の体質(ドーシャ)や季節に合わせた家庭療法が詳細に示されています。日々の生活の中で行なえる療法(セルフケア)の一部をご紹介します。
[起床]
早朝(朝日が昇る96分前)に起床します。起きたら瞑想、お祈り、学習をします。
[朝の排泄]
排尿、排便の習慣があると良いです。
[洗顔]
常温の水やハーブ水で洗顔します。
[舌の掃除・歯磨き]
舌の上の苔を取り除きます。アーユルヴェーダではニームという木の枝を使って歯磨きをします。歯茎のオイルマッサージも良いです。
[うがい]
ゴマ油でうがいします。ゴマ油でうがいをすると口腔内を浄化し、舌、歯肉などを強くすると言われています。
[目・耳・鼻]
目(瞼)にギーを塗布します。耳にゴマ油かココナッツオイルを塗布します。鼻は鼻洗浄し、ゴマ油を点鼻します。この時に、呼吸法も取り入れると更に良いです。
[食事]
新鮮な食材でバランスが取れた適量な食事を適切な時間に摂ります。アーユルヴェーダでは「6つの味」全てが含まれていると更に良いと言われています。また、季節や体質により食材や調理法を工夫します。
※「6つの味」とは甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味のことです。
[オイルマッサージ]
皮膚を柔軟にする、血管や神経組織を強くする、視力を高める、老化の予防など様々な効果があります。全身のオイルマッサージが難しい時は 頭部、耳、足裏の3点マッサージをすると良いです。
[運動]
早朝の空腹時に運動をすると良いと言われています。座って仕事をしている人は夕方にも軽度の運動をします。ヨガ、呼吸法も合わせると更に良いです。
[入浴]
1日1回、入浴して清潔に保ちます。疲労を取り除き、体臭を防ぎます。浴槽にハーブやスパイスを入れることもあります。
[1日の反省]
自分がどのように過ごしたのかを振り返ることは大事です。接した人々、仕事、思考、言語、行動を思い返し分析し、反省するところはなかったのか、また向上するためにはどうしたら良いのかを見出します。
[睡眠]
オイルマッサージ、入浴を済ませ、清潔な寝具で就寝します。
ここで紹介したディナチャルヤーはほんの一部です。皆様それぞれに適した家庭療法(セルフケア)は、体質(ドーシャ)、年齢、性別、季節、環境によって違います。ご自身の体質(ドーシャ)を知り、より良い日常が送れるようにしましょう。
